ステンレス枠へのタップ加工(板厚1.2mm)|金属関連はアラヤへ相談ください

厚み1.2mmのステンレス枠にタップを立てました。
今回はステンレスの枠にタップを立てる加工のご依頼です。
ご覧いただきありがとうございます。
今回のお仕事は「厚み1.2mmのステンレスの枠にタップを立ててほしい」
とご依頼がありました。
「タップを立てる」とは、ドリルで下穴を開けた金属や樹脂の部材に対し、「タップ」と呼ばれる工具を使ってメスネジ(雌ネジ)の溝を加工することです。ナットを使わずに部品へ直接ボルトを固定できるため、DIYから機械加工まで幅広く使われる基本作業です。
今回は枠自体は元々溶接して製作されており、製作している製品にタップだけ立ててほしいご依頼でした。
早速製品を確認
今回タップの位置にポンチを打ってきていただいているのでタップの場所は決まっている物でした。
なので弊社では、下穴あけ→タップ加工のお仕事をさせて頂きました。

写真と同じように4か所打っていただいていました。
一見シンプルな作業に見えますが、板厚が1.2mmと薄いため注意点の多い加工でもありました。
板厚1.2mmのステンレス加工で気を付けるポイント
薄板のステンレスにタップを立てる場合、次の点に特に注意します。
① 下穴加工で力をかけすぎない
ステンレスは粘りが強いため、
無理に押し込むと
- 穴が広がる
- 材料が歪む
- バリが大きく出る
といったトラブルにつながります。
刃物の切れ味や送りの感覚を見ながら、
「削る」というより「丁寧に切る」意識で加工します。
② タップは慎重に、感触を見ながら進める
板厚が薄い場合、タップを立てるときに
- 食い込みすぎてネジ山が潰れる
- 力をかけすぎてタップが折れる
- ネジの保持力が弱くなる
といったリスクがあります。
そのため、
- 切削油をしっかり使う
- タップの進み具合を指先の感覚で確認する
- 無理に一気に立てない
といった点を意識しながら作業しています。

実際の作業風景です。
一つずつ丁寧に仕上げていきます。
薄板加工こそ「丁寧さ」が品質に直結します
板が厚ければ多少の誤差は吸収されますが、
1.2mmのような薄板では、ほんのわずかな力加減が仕上がりに影響します。
こうした作業こそ、
経験と感覚が品質を左右する部分だと感じています。
小さな加工でもお気軽にご相談ください
今回のように、
- 穴あけだけ
- タップ加工だけ
- 少量のみ
- 他社で断られた薄板加工
といったご相談も多くいただいています。
「こんな作業でも頼めるかな?」という内容でも、
まずはお気軽にご相談ください。

