アルミ溶接修理は可能?割れ・穴の補修方法と注意点【事例あり】

アルミが割れた・穴が開いた…修理できるのか?
「アルミ製品が割れてしまった」
「メーカーに交換しかないと言われた」
そんなご相談をよくいただきます。
結論から言うと、
アルミは溶接によって修理できるケースが多いです。
ただし、アルミは鉄に比べて溶接が難しく、
技術や条件によって仕上がりに大きな差が出る素材でもあります。
この記事では、実際の現場経験をもとに
アルミ溶接修理について分かりやすく解説します。
アルミ溶接修理はなぜ難しいのか?
アルミは以下の理由で溶接難易度が高い素材です。
- 熱伝導率が高く、熱が逃げやすい
- 酸化被膜があり、溶け込みに影響する
- 歪みやすい
そのため、
見た目は同じ修理でも、仕上がりや強度に差が出やすいのが特徴です。
アルミ溶接修理でよくあるトラブル
実際の現場では、以下のようなトラブルが多いです。
・割れの再発
表面だけ埋めても、根本原因が残っていると再び割れます。
・ピンホール(気泡)
油分や汚れが残っていると発生します。
・歪み
熱の入り方によって変形することがあります。
👉このあたりは経験値がかなり影響します。
アルミ溶接の主な修理方法(TIG溶接)
アルミ修理でよく使うのはTIG溶接です。
- 細かい作業ができる
- 見た目がきれい
- 薄物にも対応可能
一方で、
厚物や強度重視の場合は条件を変える必要があります。
溶接開始です。
アルミの溶接で気を付けることは熱管理です。
アルミは熱伝導が良くてすぐ変形するので、薄板は特に短いビードで少しづつ溶接していきます。
溶接する際も、アークを止めずに溶接してしまうと歪みが大きいため、アークは切りつつ少しずつ溶接していきます。
↓溶接最中の写真です。(社長)



補修箇所の写真は撮り忘れていました💦
アルミの溶接は音が特徴的だなと思います。
結構うるさいですね(笑)
■ 作業のポイント
- 不純物の除去
- 適切な電流で溶接
👉このように、単純に溶接するだけでなく
事前処理と条件設定が仕上がりを左右します。
無事終了しました!!

穴をふさぐ形で補修させていただきました。
今回は強度の問題もあるのでこのままでのお渡しになります。
修理できないケースもあります
すべてが直せるわけではありません。
例えば
- 材料自体が劣化している
- 何度も修理されている
- 強度的に保証できない状態
この場合は無理に修理せず、
交換をおすすめすることもあります。
費用の目安
アルミ溶接修理の費用は状態によって変わりますが、
- 小規模修理:数千円〜
- 中程度:1万円〜3万円前後
※あくまで目安です
👉写真をいただければ、おおよその判断は可能です。
よくあるご相談
- 他社で断られたものでも対応できますか?
→ 状態次第ですが対応可能なケースは多いです - 小さい部品でも大丈夫ですか?
→ 問題ありません - 持ち込みは可能ですか?
→ 対応しています
まとめ|アルミ溶接修理は“経験”が重要
アルミ溶接修理は、
- 材料の特性理解
- 適切な処理
- 現場経験
これらによって仕上がりが大きく変わります。
「これ直るのかな?」という状態でも、
一度ご相談いただければ判断できます。
お問い合わせはこちら
アルミ溶接修理のご相談は、
写真付きでご連絡いただくとスムーズです。
👉 状態確認後、対応可否をご案内いたします。
お気軽にお問い合わせください。06-6757-7305受付時間 8:30-17:30 [ 土・日・祝日除く ]
お問い合わせ
